今アメリカではトランプ大統領の支持者に向けた出会い系アプリ「Donald Daters」が話題なんです。
出会い系と言っても目的に応じて様々なニーズがあり、専門性の高いサービスもたくさんありますが、トランプ大統領支持者向け出会い系アプリって一体?
そんな「Donald Daters」ですが、公開初日に登録データの漏洩が明らかになりました!
今回はトランプ大統領支持者向け出会い系アプリ「Donald Daters」についてレポートします。
- 「Donald Daters」ってどんな出会い系アプリなの?
- 「Donald Daters」がトランプ大統領支持者に向けた理由とは?
- 「Donald Daters」公開早々に登録データ漏洩
- 日本と世界の出会い系の需要とイメージの違い
「Donald Daters」ってどんな出会い系アプリなの?
トランプ大統領の支持者向け出会い系アプリ「Donald Daters」は2018年10月15日にアメリカで公開された出会い系アプリでGooglePlayStore及びAppStore上から無料でインストールが可能になっています。
アプリの創設者は、アメリカの上院議員で共和党のマルコ・ルビオ(Marco Rubio)の元補佐官である、エミリー・モレノ(Emily Moreno)という女性なんですが、このアプリの面白いところはトランプ大統領の支持者に向けた出会い系であるという点です。
アメリカ(トランプ大統領支持者)に再びデートを!
「make America date again.」
というキャッチコピーはトランプ大統領の言葉、
「make America great again.」アメリカを再び偉大にしよう!
を用いたのでしょう。(笑)
運営者はDonaldDaters LLC
会社設立は2018年6月27日。
所在地は28450 Lorain Rdノースオルムステッド、オハイオ州44070
話題性は十分だと思いますが、エミリー・モレノ(Emily Moreno)はなぜトランプ大統領の支持者向け出会い系アプリ「Donald Daters」を開発したのでしょうか?
「Donald Daters」がトランプ大統領支持者に向けた理由とは?
この「Donald Daters」という出会い系アプリはアメリカの独身者で且つトランプ大統領支持者の友達同士や恋人同士のコミュニティーを提供するという目的で開発され、「Fox News」「Daily Mail」「The Hill」などのニュースメディアから大々的にレビューされています。
その効果もあり、公開初日から1000人を超える利用者がインストール及び会員登録をする人気ぶりです。
なぜトランプ大統領支持者向けなのか?
日本で出会い系といえば、基本的には異性の出会いを目的とした人たちのコミュニティーというイメージが強いですが、欧米などでは老若男女問わずあらゆる人が様々な目的・理由で自由なコミュニケーションを図れる環境の一つとして出会い系が認知されています。
政治と出会い系にどんな関係があるのでしょう?
アメリカではトランプ大統領の人気が二分され強く反対する国民も多くいるのが現状です。
日本でもトランプ大統領による国内外の不安要素などを指摘する声も多くありますよね。
今、アメリカではトランプ大統領を支持する若者たちの一部ではリベラルの不寛容さのために気軽に友人と遊んだり恋人とデートを楽しんだりするのが不可能に近い状態になっていると言うのです。
反トランプ派からはトランプ大統領を支持する事は、場を和やかにするのではなく関係を失敗させる原因になっているなどとも言われてしまうなど、政治が個人の自由なコミュニケーションに大きく影響してしまうのですね。
そんな状況に対してエミリー・モレノ(Emily Moreno)はトランプ大統領支持者同士が自由に安心して出会えるようにするための新しいプラットフォームを作らなければ!という思いでアプリを開発したと語っています。
日本人の感覚からは想像するのも難しいですが、安倍政権下において首相を支持していることで反安倍の人たちと仲良くすることが出来ないという感じなのでしょうね。
しかし、アメリカではちゃんとニーズがある出会い系と言えるのでしょう。
そんな「Donald Daters」に公開初日からハプニング発生!
「Donald Daters」公開早々に登録データ漏洩
公開初日から会員情報のデータベースがダウンロード可能になってしまう問題点をフランスのセキュリティー研究者が発見したというのです。
ダウンロード可能な情報として名前やプロフィール写真はもちろん、プライベートメッセージや利用端末の種類、そして何よりアカウントのアクセストークンまでもが対象になっていた模様。
アクセストークンがあれば、完全にそのユーザーとしてログインできちゃうので大変ですよね。
もちろん運営側も早急に対応はしたようですが、公開初日に発見されて良かったですね。
このような事案って出会い系アプリに限らず、日本人向けの他のアプリにも起こりうる話です。
日本の出会い系アプリは大丈夫なの?
日本国内でもここ2〜3年で出会い系サイトやマッチングアプリが流行っています。
これはスマホが普及して誰しもがSNSを使っている現在において出会い系サービスへの不信感や不安が少なくなっていることも大きな要因となっています。
一昔前まで出会い系サイトは怪しいサービスという印象でしたので…
日本国内の出会い系サイトやマッチングアプリについても知名度が低いサービスは使わない方が良いと思います。
老舗の大手の出会い系サイトや大手運営者の婚活アプリなどは個人情報の扱いなどもしっかりしているので基本的には安心です。
あなたがこれから出会い系を利用しようと考えているなら、大手の優良出会い系からチョイスしましょう。
日本と世界の出会い系の需要とイメージの違い
海外では出会い系サイトは多くの人が気軽に利用
海外ではスナップチャットやワッツアップなどのチャットアプリの人気が高いです。
日本でもスノーなど中学生や高校生など若者に流行ってましたよね。
スマホアプリにはゲームなど色々なモノがありますが、誰かと繋がる、人と人のコミュニケーションありきのサービスは本当に人気があります!
海外では今回紹介した「Donald Daters」のような変わりネタから堂々と不倫相手を募集・マッチングするアプリなんかも人気があるんです。
スマホ時代では人との出会いもネットで探すが一般的になっています。
それは日本でも同じ、若い世代では3人に1人の割合で何かしらの出会い系を利用した経験があるというデータもあります。
日本国内の出会い系は異性との出会いがメイン
海外の出会い系イメージと日本での出会い系イメージってちょっと違うと思います。
日本における出会い系ってSNSやチャットアプリとは別モノな感じなんですよね。
出会い系って恋人、彼氏、彼女が欲しい人や、結婚相手候補になるような人との出会いを目的としたサービスという印象が強いです。
また、よりアダルト色の強い出会い系だと、セフレやヤリモク、パパ活などを目的としたユーザーが利用しています。
まとめ
前途多難な船出だったトランプ大統領の支持者に向けた出会い系アプリ「Donald Daters」
それでも政治的・社会的背景を考えると「Donald Daters」のような出会い系アプリの需要も納得ですね。
これからも色々な出会い系アプリが誕生することでしょう。
開発者には大切な個人情報をしっかりと守って欲しいと願うばかりです。